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アスベストを飛散させない環境づくりの重要性 : アスベストラボ

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アスベストを飛散させない環境づくりの重要性

 

アスベストを飛散させない環境づくりの重要性

 

アスベストは繊維が非常に小さいため、空気中に飛散しやすい。

人が吸い込むと、数十年の潜伏期間を経て中皮腫や肺がんなどを引き起こすことがわかっている。

かつては「夢の材料」とも言われ、大量に建材として使われていたアスベストだが、現在では飛散させない環境づくりが重要視されている。

 

まずは、建築材料にアスベストがどのくらい含まれているのかの分析をする必要がある。

アスベストの存在を十分に把握しないまま解体していた事例が頻発し、必要な対策がなされないまま解体作業がされていたのである。

これを受けて厚生労働省アスベスト分析の厳格化を義務付けた。

 

他にも、アスベストを飛散させない解体作業や、一般市民へのアスベストの危険性の周知、そして患者への治療など、被害縮小の課題は山積みである。

これらを実施するためにも、アスベストの有無を正確に分析する必要がある。

 

アスベストを使った民間建築物は国内に約280万棟あり、2028年ごろに解体がピークを迎えると言われている。

アスベスト被害は過去のものではなく、現在進行形で起きている問題なのである。

 

 

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