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一般住宅の解体やリフォームも届け出  : アスベストラボ

一般住宅の解体やリフォームも届け出

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一般住宅の解体やリフォームも届け出

石綿は耐火性に優れ、工場や住宅などで広く使われてきたが、飛散した細かい繊維を吸い込むと中皮腫や肺がんを引き起こす恐れがある。
日本では平成18年に使用が禁止され、老朽化した建築物の解体工事が進んでいる。
それにともない、解体工事に関する取り決めが厳格化されている。

一般住宅の解体やリフォームの際も、都道府県に調査結果の届け出が必要となった。
届け出対象は
●解体なら床面積80m2以上
●改修なら100万円以上
届け出件数は2018年、13,000件から新規制で200万件以上になる。

解体工事件数は令和10年ごろにピークを迎えるとされる。
つまり、これからおよそ10年は増え続ける見込みということだ。
石綿を含む解体工事において、石綿の有無を分析するアスベスト分析の正確性が重要となる。
アスベスト分析は、解体工程において土台となる技術なうえ、日本独自の方式は誤判定が多いと海外からの指摘を受けるほど脆弱なものだ。
以上のことを踏まえると、ますますアスベスト分析の重要性は増していくだろう。

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