asbestoslab’s blog

テーマは安全安心のアスベスト分析

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

建設アスベスト訴訟、管理責任を問われる時代へ : アスベストラボ

京都地方裁判所は、関西建設アスベスト京都訴訟(原告数27名、被害者数26名)において、国及び建材企業の責任を認めた。 全国で闘われている建設アスベスト訴訟において企業の不法行為責任を正面から認めた判決は初めてであり極めて画期的なことである。…

建設業のISO 組織としての対応が必要 : アスベストラボ

建設業のISO 組織としての対応が必要 建設業において、大きい案件を取ることでいかに成果をあげるかが会社存続に重要な部分となっています。 そこでポイントとなるのが建設企業の実績や技術力に加え、どれだけ信頼感があるかという点も重要です。 そんななか…

日本のアスベスト計量制度の遅れ: アスベストラボ

日本のアスベスト計量制度の遅れ 日本のアスベスト計量制度の遅れ アスベストは、悪性中皮膿や肺がん等の病気を引き起こす恐れがあるのだが、その危険性に気づかず大量に建材として使われた。 2006年に製造・輸入などの使用が全面的に禁止されて、既にアスベ…

アスベスト含有建材規制の歴史 : アスベストラボ

アスベスト含有建材規制の歴史 アスベスト含有建材規制の歴史 アスベストは耐熱性・絶縁性・保温性に優れており、そのうえ安価なため建築資材をはじめ、1970年から1990年の間に大量に使われた。 しかし、アスベストの吸引により悪性中皮腫や肺がん等の病気を…

アスベスト輸入の把握不足:アスベストラボ

アスベストは今も輸入されている? アスベスト輸入の把握不足 税関の現場は日々大量の輸入申告の処理に追われている。 近年、航空便の普及などで輸入申告は急増。 財務省の統計によると、年間の輸入申告は約2352万件(2014年)にのぼる。 しかし、税関の職員…

アスベストの一種「トレモライト」の発見:アスベストラボ

トレモライトの発見 アスベストの一種「トレモライト」の発見 2007年の話ですが、当社は日本に輸入されていないとされていたアスベストの一種である「トレモライト」を発見した企業です。 この「トレモライト」の発見により平成20年2年月にJIS法が改正され、…

ISO方式の分析は発がん性の視点から :  アスベストラボ

ISO方式の分析は発がん性の視点から ISO方式の分析は発がん性の視点から 国際標準化機構(ISO)は、建材に含まれるアスベストの検出方法を2011年に審議している。 当時、ISO関係者は、日本工業規格(JIS)による検出方法は欠陥があると指摘しており、現在も…