コロナで救済が遅れるアスベスト被害者の声 : アスベストラボ
コロナで救済が遅れるアスベスト被害者の声
ある80代の男性が中皮腫で余命宣告を受けた。
「信じられなかった。アスベストの問題は知っていたが、ひとごとのように感じていた。」と語る男性は、以前アスベストで問題となった兵庫県尼崎市のクボタ旧神崎工場から約1kmの場所で働いていた。
6月中旬にクボタに救済金を請求したが、前段となる国の患者認定作業が新型コロナウイルスの影響で遅れたという。
「私には時間がない。何とか早く救済を受け、工場を娘に継がせたい。その思いだけで一日一日踏ん張って生きている。」と語る。
アスベストは、吸い込むと数十年の潜伏期間を経て中皮腫や肺がんなどを引き起こすため、「静かな時限爆弾」と呼ばれる。
男性に降りかかった被害。次はあなたの番かもしれない。アスベスト被害は決してひとごとではないのだから。
新型コロナウイルスが猛威を振るっている現状は緊急事態である。
誰も責めることはできないが、アスベストという時限爆弾は待ってはくれない。
アスベストのニュースは過去のものではない。
アスベストに対する正しい知識と正しい対処が「今」必要なのである。
株式会社トライフォースコーポレーション
Tel : 03-6206-88595 Fax : 03-3252-2313
URL : https://asbestoslab.net/
アスベストの宝石:ホーステールインクルージョン
画像引用元:https://www.gstv.jp/gems-koza/Garnet.html
ロシアのウラル山脈にある村で、美しい緑色ガラスのような石が発見された。
それは、オランダ語のダイヤモンドという言葉からデマントイドと命名され、中でも良質なものには特有のインクルージョンがある。
そのインクルージョンは針状で馬のしっぽのように見えることから、ホーステール(馬のしっぽ)インクルージョンと呼ばれている。
蛇紋石(サーペンチン族)の一種で白石綿クリソタイルを含む。
結晶の中心部から外側に向け、放射状に広がっているように見えているものは、蛇紋石の一種であるクリソタイルの繊維状鉱物である。
アスベストと言うと、建築建材で使われるイメージが強いが、パワーストーンとして人々に愛される形で残っている。決して人に害を及ぼすだけの存在ではないのだ。
株式会社トライフォースコーポレーション
Tel : 03-6206-88595 Fax : 03-3252-2313
URL : https://asbestoslab.net/
アスベストの宝石:タイガーアイ
画像引用元:https://www.ishi-imi.com/2006/07/post_11.html
青石綿のクロシドライト(リーベッック閃石)が珪酸で固まり、鉄分が酸化したものをタイガーアイと呼ぶ。
この名称は、茶色・金色・褐色の縞模様となり、その輝きが虎の瞳のように見えることが由来となっている。産地は南アフリカ、中国など。
タイガーアイは、その綺麗な金色から「金運・健康運・幸福」を高めるとされ、ラッキーチャンスをもたらす石と言われている。
虎の目のように「物事を広く見通す力」の象徴であり、本質を見抜き成功をもたらすとされるため、ビジネスの成功を収めたい経営者や実業家に人気が高い。
アスベストと言うと、建築建材としてのイメージが強いが、その素材の用途は多様だ。
アスベストを建材として使った建物の解体作業が進んでいるが、パワーストーンのように、形を変えて私たちの生活に寄り添っている。
株式会社トライフォースコーポレーション
Tel : 03-6206-88595 Fax : 03-3252-2313
URL : https://asbestoslab.net/
アスベストの宝石:ネフライト
アスベストの元となる鉱物が細長細に1:3の繊維状になるとアスベストと定義される。
繊維状にならなかった同じ鉱物が珪酸や鉄分と化合してパワーストーンとなり、古来より重宝され、愛用されてきた。その例をご紹介します。
ネフライトは、透閃石(トレモライト)-緑閃石(アクチノライト)系角閃石の緻密な集合である。翡翠の軟玉ともいう。
画像引用元:https://omajinai-navi.jp/about-nephrite/
ネフライトは、腎臓を意味する「Nephros」に由来している。
古くインディオたちが、治療目的で腰につけていた"温石"が、腎臓の形を思わせたところから由来するといわれている。
中国での歴史は2000年以上と長く、装飾品などに彫刻され、「人生の成功と繁栄」の象徴する最高の宝石として愛好された。
ニュージーランドでも歴史は長く、神聖な儀式で用いられたと言われている。
日本でも採れる地域があり、深く綺麗な緑色のネフライトは神聖な石として、世界中で特別な石として崇められてきたのである。
アスベストと言うと、中皮腫や肺がんを引き起こす素材として危険なイメージが浸透してしまった。
しかし、パワーストーンのように、形を変えて私たちの生活に寄り添っているものでもあるのだ。
株式会社トライフォースコーポレーション
Tel : 03-6206-88595 Fax : 03-3252-2313
URL : https://asbestoslab.net/
アスベストの宝石 : ホークスアイ
アスベストの元となる鉱物が細長細に1:3の繊維状になるとアスベストと定義される。
繊維状にならなかった同じ鉱物が珪酸や鉄分と化合してパワーストーンとなり、古来より重宝され、愛用されてきた。その例をご紹介します。
アスベストの宝石:ホークスアイ
画像引用元:https://8761234.jp/14176
ホークスアイは文字通り和名を「鷹目石」という。
この石は名前が表しているように、鷹が獲物を狙う鋭い目に見えることから由来している。
鷹は空高くから獲物を狙う。
そのときには、物事を俯瞰し、広い視野を持たなければならない。
そのため「広い視野と洞察力を高める」パワーストーンとして人気高いのだ。
素材としては、青石綿のクロシドライト(リーベッック閃石)が珪酸で固まったもので、鉄分が酸化していないものである。産地は南アフリカ、中国など。
色はクロシドライト(青石綿)本来の灰青色をしている。
アスベストと言うと、中皮腫や肺がんを引き起こす素材として危険なイメージが浸透してしまった。
しかし、パワーストーンのように、形を変えて私たちの生活に寄り添っているものでもあるのだ。
株式会社トライフォースコーポレーション
Tel : 03-6206-88595 Fax : 03-3252-2313
URL : https://asbestoslab.net/
安全対策は会社の良心
安全対策は会社の良心
アスベストが含まれた建物を解体する際には厳重な注意が必要であ
る。
アスベストの粒子は非常に小さく飛散しやすい。
飛散したアスベスト粒子が人の肺に入り込むと、潜伏期間を経て中皮腫や肺がん等の病気を引き起こすおそれがある。
その潜伏期間は数十年と言われるほど長いため、被害状況がすぐにわからない。
そのため、おざなりになりがちな安全対策だが、ここには会社の良心が表れるのである。
例えば、解体作業を主業務とする会社の従業員のことを本気で考えていれば、被害の危険性が高い解体には慎重に取り組ませる必要がある。
アスベストの被害を受ける可能性があるのは解体業者だけではない。
アスベスト関連疾患はかつて解体業者の職業病と捉えられてきたが、2005年に兵庫県尼崎市の旧クボタ神崎工場周辺で住民の中皮腫発症者が相次いでいることが判明した。
この「クボタショック」を機に、各地でアスベストの健康被害が起きている実態が表面化した。
このように一般環境にも被害を及ぼすほどの影響があるアスベスト被害。
飛散粒子は目に見えず、症状が発症するのに時間がかかるため、その脅威が見えにくいのがやっかいな問題であり、だからこそおざなりにされてきた問題なのである。
この問題は、個々人の注意はもちろんのこと、作業員は周辺住民を思う会社の良心が試されている。
株式会社トライフォースコーポレーション
Tel:03-6206-8595 Fax:03-3252-2313
アスベストを飛散させない環境づくりの重要性 : アスベストラボ
アスベストを飛散させない環境づくりの重要性
アスベストは繊維が非常に小さいため、空気中に飛散しやすい。
人が吸い込むと、数十年の潜伏期間を経て中皮腫や肺がんなどを引き起こすことがわかっている。
かつては「夢の材料」とも言われ、大量に建材として使われていたアスベストだが、現在では飛散させない環境づくりが重要視されている。
まずは、建築材料にアスベストがどのくらい含まれているのかの分析をする必要がある。
アスベストの存在を十分に把握しないまま解体していた事例が頻発し、必要な対策がなされないまま解体作業がされていたのである。
これを受けて厚生労働省はアスベスト分析の厳格化を義務付けた。
他にも、アスベストを飛散させない解体作業や、一般市民へのアスベストの危険性の周知、そして患者への治療など、被害縮小の課題は山積みである。
これらを実施するためにも、アスベストの有無を正確に分析する必要がある。
アスベストを使った民間建築物は国内に約280万棟あり、2028年ごろに解体がピークを迎えると言われている。
アスベスト被害は過去のものではなく、現在進行形で起きている問題なのである。
株式会社トライフォースコーポレーション
Tel:03-6206-8595 Fax:03-3252-2313